心和ます山野草 東松島2団体が展示会 愛好家、両会場を巡る
東松島市で29日、市内の2団体がそれぞれ「春の山野草展」をスタートさせた。愛好家らが足を運び、会員が愛情込めて育てた草花にじっくりと見入った。
やもと野草の会は、市コミュニティセンター入り口に、会員5人が手がけた約30点を並べている。寄せ植えが中心で、鮮やかなサクラソウやかれんなセッコクなどが会場を彩っている。
佐藤富夫代表(82)は「今年は会場の関係で展示が少なめだが、花を見て心を和ませてもらえればうれしい」と語った。
5月1日まで。午前9時~午後5時(最終日は午後3時まで)。
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東松島山野草の会は同市矢本の下町地区学習等供用施設に、会員6人の作品207点を展示。コマクサやウツギ、華やかなフジの寄せ植えなどが所狭しと並ぶ。
尾形守会長(86)は「3月半ば以降は暖かい日が続き、見頃を合わせるのに苦労した。多くの方に見てもらいたい」と話した。
友人と両会場を巡った同市赤井の女性(74)は「同じ品種でも、鉢などで表情が変わるのが山野草の魅力。さまざまな作品が見られてよかった」と笑顔だった。
30日まで。午前9時~午後4時。
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