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（５８４）応援団（エンダン）の腕炎熱を巻き上げる／岸快晴（２００４年～）
エンダン、である。汗臭い青春が、ギラギラした「炎熱」の中で輝いている。鳴り物として使う下駄（げた）、轟（ごう）音を立てる大太鼓、下品な野次（やじ）合戦。近隣商店街から黙って借りてきたと思（おぼ）しき旗指物（はたさしもの）が翻る。うねるような応援の熱気。その全てを巻き上げて、蛮カラの幹部が旗を振る。…
関連リンク
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- ・（５８１）ハンカチを洗ふ蛇口を選びたる／川島ひろの（１９９７年～）
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- ・（５７９）通夜の家田植えの話まぜこぜに／武田伸一（１９３５年～）
