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白熱、だるま落とし 石巻小創立150周年記念で大運動会 保護者、住民も参加

白熱しただるま落とし競技

 石巻市の石巻小(児童285人)で27日、創立150周年記念の大運動会があった。記念競技を盛り込むなど例年より規模を拡大し、保護者や地域住民も参加して楽しんだ。

 伝統競技の「だるま落とし」には、4~6年生が参加した。やぐらの上に乗せた大きなだるまに玉を投げつけ、紅組と白組のどちらが先に落下させるかを争う競技で、児童たちは玉を拾って力いっぱいだるまに投げた。保護者と住民の部も設けられ、200人以上が飛び入り参加した。

 5、6年による鼓笛隊演奏が華を添えたほか、記念競技として全校児童で伝統の「だるま踊り」を披露した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、制限なしでの開催は4年ぶり。6年の松本瞬君(12)は「大勢の家族や地域の人たちが見ている中で小学校生活最後の運動会ができてうれしかった」と喜んだ。

 同校は1873年6月4日に開校した。新井雅行校長は「地域の皆さんにも参加してもらい、うれしく思う。伝統を引き継ぎ、これから先も地域と一緒に歩んでいきたい」と話した。

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