山あい彩る　ニッコウキスゲ見頃、10日ごろまで　東松島

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　東松島市根古の山あいでニッコウキスゲが見頃を迎えた。山吹色の花が鮮やかに咲き、初夏の風に揺れている。

　地元で介護施設を営む佐々木忠男さん（７９）方の山林では、幅約１５０メートル、高さ約１０メートルの斜面を埋め尽くすように群生する。今年は例年より１週間から１０日ほど早く咲き始めたといい、天候次第だが１０日ごろまでがピークになりそうだという。

　佐々木さん方ではニッコウキスゲがきれいに咲くように毎年１０～１１月ごろに一面を除草し、春は次々と芽を出すワラビを採りながら管理してきた。

　佐々木さんは「介護施設の利用者も楽しみにしている。もうすぐ全体的に花が咲きそろうと思うので、見る人に喜んでもらいたい」と話した。