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工事現場を入念にパトロール 全国安全週間向けて点検 県建設業協会石巻支部

パトロールの結果を全体講評で確認する支部役員ら

 県建設業協会石巻支部は7月1~7日の「全国安全週間」に向けて、労働災害の防止や安全の確保を目的とした工事現場の安全パトロールを実施した。

 石巻市の丸本組が東松島市宮戸大浜で進める道路改良工事の現場を提供し、建設業者の代表者ら12人が参加。道路拡幅における電柱の移動や側溝の設置作業を点検した。

 終了後、石巻市開成の石巻ルネッサンス館であった全体講評で、安全指導者で建設業労働災害防止協会県支部の鈴木応克安全部長は「広く長い現場で大変だが、立ち入り禁止の明示など現場の管理がしっかりしていた」と評価。

 石巻労働基準監督署の高梨雅文安全衛生課長は「重機の使用には細心の注意が必要。作業計画の中で安全かつ効率の良い方法を打ち合わせし、取り組んでほしい」と指摘した。

 パトロールは1日に実施した。今回の結果は29日の安全大会で発表する。石巻支部に加盟する37社の安全担当者や現場責任者らが参加し、安全意識を共有する。

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