骨髄バンクに理解を 石巻の会活動30年「いのちの輝き展」 イオンモール石巻
骨髄バンクへの理解と登録を呼びかける「いのちの輝き展」が、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻2階特設会場で開かれている。18日まで。主催する石巻骨髄バンクの会の活動30周年記念として、初日はゲストを招いたセレモニーもあった。
会場では4歳で白血病を発症した女の子の実話を基にした絵本「春ちゃんは元気です」のパネルや、急性白血病の診断を受け、3歳2カ月で亡くなった、石巻骨髄バンクの会の小野喜代人代表の次男、哲史ちゃんの写真など約50点が並ぶ。
急性リンパ性白血病で17歳で亡くなった小野寺守さん=山形県=が闘病中につづった詩の紹介もあり、買い物客らが足を止めて見入っている。
展示は10日に始まり、セレモニーではバスケットボール男子B1仙台の片岡大晴選手のトークショーなどがあった。
石巻骨髄バンクの会は1992年に発足。昨年11月に発足30周年を迎えた。小野代表は「春ちゃんは2度の骨髄移植を経て元気になり、今春、社会人になった。移植を受けられれば助かる道があることや、支援制度の存在を多くの人に広めたい」と話した。
開催時間は午前10時から午後9時(最終日は午後4時)まで。
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