閉じる

飲食店で朗読劇「仙臺まちなかシアター」 石巻ゆかりの俳優も出演 7月8日から

「仙臺まちなかシアター2023」開幕を告げるチラシ

 仙台市を拠点にする俳優たちが市内の飲食店を会場に名作短編小説を朗読する「仙臺(せんだい)まちなかシアター2023」が7月8日に開幕、12月5日まで計7回上演される。石巻地方ゆかりの俳優らも出演、「劇都・仙台」を盛り上げる。東北えびすが主催。

 仙臺まちなかシアターは劇場を飛び出し仙台市内のカフェや料理店、居酒屋などで、おいしい料理とともに朗読劇を届ける趣向だ。

 石巻地方からは演劇ユニット「コマイぬ」の芝原弘さん、菊池佳南さんが昨年に続いて出演する。トークイベントにはシアターキネマティカを運営する石巻劇場芸術協会代表の矢口龍太さんが参加する。

 全公演予約制。ホームページはhttps://tohokuebisu.com

 連絡先は022(397)7662=午前10時~午後7時=、または080(2824)3709。メールはtohokuebisu@gmail.com

 上演日程は次の通り。

【7月】

◇8日(1)正午(2)午後5時、ビストロやえがし(20席)=「税務署長の冒険」(宮沢賢治著)。出演・渡部ギュウ。料金3500円。

◇27日(1)午前11時(2)午後2時半、Café craft(30席)=「怪人と少年探偵」(江戸川乱歩著)。出演・野々下孝、鈴木大典、鈴木詩乃、紅絹、小出天リ、高野太地。料金(1)大人3500円、中学生以下1500円。(2)大人3000円、中学生以下1000円。

【9月】

◇2日(1)午前11時(2)午後2時半、SENDAI KOFFEE CO.(30席)=「命を弄ぶ男ふたり」(岸田國士著)。出演・芝原弘、原西忠佑。(1)(2)終演後、各トークイベント((1)に矢口龍太参加)。料金3500円。

【10月】

◇8日(1)正午(2)午後5時、和醸良酒○たけ(20席)=「手袋をさがす~向田邦子の食・愛・人生のエッセイ~」。出演・橋浦あやの、菊池佳南。料金3500円。

◇29日(1)午後1時(2)午後4時、大石屋(25席)=「晩菊」(林芙美子著)。出演・上島奈津子、犹守勇。料金3500円。

【11月】

◇24、25日午後4時、日本料理華の縁(19席)=「金属疲労」(田辺聖子著)。出演・渡部ギュウ、竹田朋子。料金3500円。

【12月】

◇5日(1)午後3時半(2)午後7時、鹿落堂(30席)=「仙臺まちなか怪談II 内田百閒」。出演・絵永けい、藤原貢。料金(1)3500円、(2)4000円。

仙臺まちなかシアター

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください

ライブカメラ