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磨いた救助技術を披露 石巻消防本部、県大会へ壮行会

ロープ応用登はん訓練を披露する隊員

 仙台市の県消防学校で7月4日に開催される「第47回宮城県消防救助技術指導会」(県消防長会主催)を前に、石巻地区消防本部(石巻市大橋1丁目)で29日、出場する消防救助隊員の壮行会が行われた。

 7種目に26人が出場する。個人は「はしご登はん」など3種目、団体は「引揚救助」、「ほふく救出」など4種目。いずれも要救護者を安全に素早く、確実に助けるための技術で、日頃の訓練の成果を競い合う。

 壮行会では7種目の訓練成果を披露した。出場隊員を代表して東松島消防署の鈴木翔太隊員(28)が「力強くたくましい石巻消防の姿を地域住民に届けられるよう全身全霊で挑んできます」と決意を述べた。

 昨年全国大会出場を果たした「ほふく救出」に出場する石巻東消防署の藤原昂哉隊員(30)は「昨年と同じメンバー。より連携を強め1秒でも良い記録を残したい」と意気込んだ。

 大内正治郎消防長は「訓練で磨き上げた通りの成果を期待する」と激励した。

 県大会の個人種目上位者は全国大会(8月25日、札幌市)団体種目上位チームは東北大会(鶴岡市、7月26日)への出場権が得られる。

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