住吉中生、心肺蘇生法など体験 夏休みを前に講習会 消防職員が指導
石巻市住吉中(生徒206人)で30日、2・3年生を対象に、応急手当てと心肺蘇生法の講習会があった。熱中症や水難事故が心配される夏休みを前に救命スキルを身に付けた。
2年生(66人)は8班に分かれ、三角巾を用いた止血法とバットや雑誌などを使った腕の固定法、毛布を担架にした搬送法を学び、自動体外式除細動器(AED)の操作や人形を利用した心臓マッサージの実技に取り組んだ。石巻地区消防本部職員8人が指導した。
梶原璃音さん(13)は「心臓マッサージは体力を使うし、思った以上に大変だった。緊急時は冷静に対処したい」と話した。
同校は学校の安全を「生活」「災害」「交通」の3分野で推進する「セーフティプロモーションスクール(SPS)」認証校。今回の体験学習は「共助」をテーマに万一の際、落ち着いて対処する力を育む狙い。
関連リンク
- ・日本製紙クレシア、家庭紙の工場新設 N6跡地を活用 来年5月稼働目指す
- ・ウニ漁、シーズンに 水揚げ上々 石巻地方
- ・網地島発展へ要望熱く 石巻市「動く市長室」、島民の4分の1が出席
- ・ホヤの殻むきに挑戦 牡鹿中生、地場産業学ぶ 石巻・寄磯漁港
- ・公務員に夏ボーナス 石巻市、一般職平均69万円
三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫