スウェーデンから音楽お届け　東松島の中学生、生演奏楽しむ

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　生演奏の音楽を通して小中学生の情操を育む「民音学校コンサート」が７日、東松島市コミュニティセンターであった。市内の矢本一、矢本二、鳴瀬未来の３中学校の３年生３２１人が来場し、スウェーデンの音楽家による合唱と弦楽器の美しい音色に聴き入った。

　コーラスアンサンブルの「ヴォカールハルモニー」、弦楽アンサンブルの「ウプサラ・チェンバー・ソロイスツ」が「スウェーデン・ハーモニー」として競演。全国８カ所を巡るコンサートに合わせて開催した。

　スウェーデンの伝統音楽や世界的ポップグループ「ＡＢＢＡ（アバ）」メドレーのほか、日本の唱歌「故郷（ふるさと）」、東日本大震災の復興応援ソング「花は咲く」など７曲を披露した。

　鳴瀬未来中の亀山碧さん（１５）は「プロの演奏や合唱を聴いたのは初めて。日本で有名な曲もアレンジが加えられていて楽しかった」と話した。

　学校コンサートは、一般財団法人民主音楽協会が公益事業として１９７３年から開催。県内では昨年１２月までに２万４０００人以上の児童生徒が鑑賞した。