仙石線整備期成同盟会が総会 利用促進へ要望活動強化 副会長を増員
沿線の自治体などを中心に構成する仙石線整備促進期成同盟会と古川・女川間鉄道整備及び利用促進期成同盟会の総会が8日、石巻市防災センターで開かれた。
石巻地方3市町の首長や議会議長、地元選出国会議員、県議、商工会長など約40人が出席。路線存続のための利用促進を図る推進事項を盛り込んだ本年度事業計画、予算案のほか、2022年度の事業報告を可決、承認した。
仙石線整備促進期成同盟会では、副会長増員に伴う規約の改正と役員の選任があり、理事の渥美巌東松島市長が副会長に加わった。JR東日本などへの要望活動の強化が狙い。
両同盟会の会長を務める斎藤正美石巻市長は、JR石巻線(小牛田-女川)が20年度に12億円以上の赤字とJR東日本が発表したことに触れ、「より一層連携を深めながら、利用促進を図っていきたい」と話した。
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