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東北大会へ音色整える 石巻好文館高吹奏楽部が定期演奏会 練習成果を披露

工夫を凝らしたステージで会場を盛り上げる石巻好文館高吹奏楽部のメンバー

 石巻好文館高吹奏楽部の第18回定期演奏会が13日、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で開かれた。部員47人が全日本吹奏楽コンクール県大会で披露した曲などを中心に、練習の成果を保護者や自校の生徒らに披露した。

 2部構成で、1部は本年度吹奏楽コンクール課題曲の一つ「ポロネーズとアリア」や、自由曲「富士山-北斎の版画に触発されて」などを演奏。しっとりとした楽器のハーモニーを聴かせた。

 2部はディズニー映画「アラジン」のテーマに合わせて手書きの絵をリズミカルに動かした他、人気バンド「SEKAI NO OWARI」の楽曲メドレーに乗せたダンスステージも披露。聴衆は手拍子をして共に楽しんだ。

 吹奏楽部は近年、新型コロナウイルスの影響で部員数が減少するなど苦しい状況にありながらも、毎年、定期演奏会を開催してきた。

 南舘美優部長(3年)は「1年生の入部を待ってから演奏会の準備をするなど例年以上に大変だったが、来場者には喜んでもらえたはず。これからも聴いた人を笑顔にできるように頑張りたい」と話した。

 同校吹奏楽部は26日に山形県で開催される「全日本吹奏楽コンクール」の東北大会に初出場する。

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