石巻の書道家千葉さん主宰「玄穹社」、会員の快作50点展示 来月3日まで
石巻市の書道家千葉蒼玄さん(68)が主宰する「玄穹社」の作品展が、石巻市雄勝町の道の駅「硯上の里おがつ」で開かれている。千葉さんの弟子や孫弟子などからなる会員らが1人1点を厳選した快作約50点が並ぶ。9月3日まで。
種田山頭火や三好達治などの詩句や、風や空などを筆の流れと墨の濃淡でダイナミックに表現した作品などを展示する。大きさは半切から2メートル幅ほどの大ぶりなものまであり、迫力ある作品を間近で鑑賞できる。
全国の書家が腕を競う書道芸術院展で入選、入賞した作品も多数あり、書道の世界を深く楽しめる。
展示は芸術院展に向け丹精した作品を作家の地元で飾る機会をつくろうと企画した。千葉さんは「現代的な書や前衛など、いろいろな分野の作品を通じて書道の幅広さを知ってほしい」と話した。
入場無料。午前9時~午後4時半。連絡先は硯上の里おがつ0225(25)6844。
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