夢への頑張り紹介　ソロプチミスト「ガールズサミット」　石巻好文館高生も参加

　国際ソロプチミスト石巻サン・ファンは７日、国際ソロプチミストアメリカ　日本北リジョンが企画した「夢を拓（ひら）く…ガールズサミット」に石巻グランドホテルからリモート参加した。

　サミットは、次代を担う高校生に未来のリーダーとして重要な役割を果たすための能力開発の機会や経験の場を提供したり、それぞれの夢の実現に向けて学びを深めたりするのが目的。

　東北６県と北海道の３１クラブから３１人の女子高生が参加した。石巻サン・ファンからは同クラブが支援する石巻好文館高チアリーディング部「ピーナッツ」の武山莉子さん（１６）が参加。同部の２年生３人と副顧問、石巻サン・ファンの会員４人がオブザーバーとして出席した。

　参加した各クラブの高校生が事前に提出した将来の夢についての作文を基に１分間スピーチを行い、それぞれ自分の夢と、夢をかなえるために頑張っていることなどを語った。質疑応答では、「どのように英語力を身に付けたか」などの質問があり、参加者が積極的に交流した。

　武山さんは「自分の発言が会議において重要だと感じ、自信を持って発言できた。いろいろな話を聞けたので、今後自分の将来を考える上での材料にしたい」と話した。石巻サン・ファンの堀内みよ会長は「同じ世代の子たちが心の葛藤や悩みを打ち明け、共有できるきっかけにもしてほしい」と語った。