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小中学生全国空手道選手権 矢本支部、団体組手・小学低学年男子の部で優勝

全国大会に出場した選手たちが渥美市長(前列左から3人目)と志小田教育長(同4人目)に結果を報告した

 文部科学大臣杯第65回小学生・中学生全国空手道選手権大会が8月5、6の両日、福岡県の福岡総合体育館で開かれた。日本空手協会の矢本、渡波、鳴瀬の3支部から合同で「矢本支部」として出場した選手が、団体組手の小学低学年男子の部で優勝するなど活躍した。

 小学低学年の部には3、4年生が出場できる。団体組手で優勝したのは矢本支部の尾形光雅選手、長岡大愛(だいあ)選手、渡波支部の三谷蒼翔選手、鳴瀬支部の石川隼選手で、いずれも4年生。

 普段は別々の支部で活動しているが、3月から週1~2回程度、支部合同の強化練習を重ねてきた。

 大将を務めた長岡選手は「1人負けても、残りのメンバーで勝ち残れるのが団体戦の強みだが、全国大会はやはり怖かった。来年も団体で出場を目指し、個人戦でも活躍したい」と誓った。

 28日には、東松島市内で活動する選手を中心に、大会に出場した13人が市役所を訪れ、渥美巌市長と志小田美弘教育長に結果を報告した。

 渥美市長は「全国大会に出場できたことがまず素晴らしい。保護者や指導者への感謝を忘れず、これからも稽古に励んでほしい」と激励した。

 他の石巻地方の選手の大会結果は次の通り。(敬称略)

【男子】
◇個人組手小学3年
(3)宇都宮綺心(石巻中央)
◇個人組手中学3年
 ▽敢闘賞 阿部唯人(大義館)

【女子】
◇個人組手中学3年
 ▽敢闘賞 佐藤優月(石巻中央)

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