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コロナ禍経て10回目 規模拡大して開催へ

規模を拡大して開催するツール・ド・東北2023をPRする主催者や広報大使ら

 東日本大震災で被災した宮城県沿岸を自転車で巡るイベント「ツール・ド・東北2023」(河北新報社、ヤフー主催)の記者発表会が23日、東京都内であった。参加経験のあるタレントが三陸の自然豊かな風景や住民との交流といったコースの魅力を語った。

 新型コロナウイルス禍で中止や規模縮小を経て10回目となる今回は、9月16、17日に開催する。10人程度で震災遺構や景勝地を回る「奥松島グループライド アンド ハイキング」が4年ぶりに復活し、コース数は昨年の2から5、参加者は約1500人から約2100人に拡大する。

 広報大使でモデルの道端カレンさんは「つらい上り坂も、きらきらした海を見ると癒やされる」と思い出を披露。お笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘さん(東松島市出身)は「津波で被災して人が住めないコース上の場所にも、元住民の方々が応援に来てくれるのがうれしい」と話した。

 休憩所で振る舞う「エイド食」の試食会では東松島市の穴子とのりを使ったおにぎり、サンマのすり身入りの女川汁が紹介された。

 共催の自治体を代表し、佐藤仁南三陸町長は「(初回の)2013年は、ようやく町からがれきがなくなった時だった。参加者には色のない世界から定点観測してもらっている」と意義を語った。

 4コースは既に受け付けが終了。奥松島コースは6月5日まで参加を申し込める。

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