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かほく杯県少年少女柔道大会、4年ぶりの声援 渡波と木村柔道館が連覇

小学団体低学年(1・2年)の部決勝は渡波柔道同士の戦いとなった
小学団体中学年(3・4年)の部の決勝で戦う木村柔道館と渡波柔道の選手

 第21回河北新報・石巻かほく杯争奪県少年少女柔道大会(河北新報社、三陸河北新報社、女川町主催)が3日、女川町総合体育館で開かれた。石巻勢は渡波柔道Aチームが小学団体低学年(1・2年)の部で、木村柔道館Aチームは小学団体中学年(3・4年)の部で連覇するなど、活躍を見せた。4年ぶりに有観客で行われ、保護者らは大きな声援を送って選手たちを鼓舞した。

 石巻地方の6団体を含め、県内から28団体74チーム約260人が参加。小学低・中学年は3人制、高学年と中学生は5人制で団体戦を実施した。

 低学年の部決勝戦は渡波柔道のAチームとBチームの対決となった。制したAチームは三浦悠正、千葉奏頼(そうら)、大内峻太郎(いずれも2年)の3選手。千葉選手は、昨年10月から柔道を始めたばかり。「大外刈りをたくさん練習してきた。優勝を目指していたのでうれしい」と笑顔で話した。

 中学年の部は、木村柔道館と渡波柔道の石巻勢同士の戦いとなり、木村柔道館Aチームが優勝した。阿部希信、近藤紗季、木村徳真(いずれも4年)の3選手が栄冠を手にした。

 阿部選手と近藤選手は昨年も中学年の部の優勝メンバーだった。木村選手は「相手を動かし、体落としにつなげる練習をしてきた。また来年も優勝を目標に頑張りたい」と意気込んだ。

 団体戦の結果と優秀選手は次の通り。(敬称略)

▽小学低学年
(1)渡波柔道A
(2)渡波柔道B
(3)木村柔道館
(3)志栄會館凌門塾A

▽小学中学年
(1)木村柔道館A
(2)渡波柔道A
(3)柳柔会牛木道場
(3)木村柔道館B

▽小学高学年
(1)多賀城真武会柔道スポーツ少年団
(2)木村柔道館
(3)絋倫館柔道スポーツ少年団
(3)岩沼市柔道スポーツ少年団

▽中学
(1)大崎柔道クラブ
(2)大和柔道愛好会B
(3)亘理町柔道スポーツ少年団
(3)木村柔道館

◇優秀選手賞
▽小学団体高学年 
 佐藤蘭、後藤汰志(多賀城真武会柔道スポーツ少年団) 
 阿部千汰(木村柔道館) 
 後藤健介(絋倫館柔道スポーツ少年団) 
 日下怜咲(岩沼市柔道スポーツ少年団) 
▽中学団体 
 田辺悠真、三浦歓三郎(大崎柔道クラブ) 
 白石恵雅(大和柔道愛好会B) 
 西野優海(亘理町柔道スポーツ少年団) 
 森田樹(木村柔道館)

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