子ども食堂運営を支援 トラック協石巻支部青年部会、東松島6団体に現金寄付
県トラック協会石巻支部青年部会は、東松島市で子ども食堂(地域食堂)を運営する6団体に現金30万円を寄付した。
市老人福祉センターで8月23日に贈呈式があり、青年部会と運営団体の関係者ら約15人が出席。鈴木栄一部会長が赤井地区で活動する「だんらんかぞく」の昆野美津子代表に目録を手渡した。
寄付金は会員や外部団体の協力を受け、年に2回実施する鉄くずの回収事業で得た収益を活用した。6団体の活動費として食材購入などに充てられる。
鈴木部会長は「子どもたちを取り巻く環境が目まぐるしく変わる中、皆さんのような団体は地域に必要不可欠。物価高の影響で逆風が吹く状況だと思うが、微力ながら運営をサポートしたい」と話した。
昆野代表は「活動支援はさまざまな所から頂いているが、全て賄えているわけではないのでありがたい。無駄のないように活動に生かしたい」と感謝した。
青年部会はこれまでも回収事業を通じ、石巻地方の新入学児童に文房具を贈るなど社会貢献活動に取り組んでいる。昨年10月には石巻市の子ども食堂運営団体に寄付金を贈った。
関連リンク
- ・処理水海洋放出後、石巻魚市場に初水揚げ 関係者「普段通り」 中国の禁輸を懸念
- ・雄勝の水平線、防潮堤に 新壁画の下地塗り、地元の子どもらが体験 石巻
- ・かほく杯県少年少女柔道大会、4年ぶりの声援 渡波と木村柔道館が連覇
- ・女川町議会9月定例会 須田氏、町長選出馬表明「幸せ実感できる町に」
- ・石巻市9月定例会、7日開会 市、補正一般会計など26議案発表