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大雨、一部に避難指示 石巻の降水量155ミリ、今年最大 道路冠水、授業短縮も

車のタイヤが見えなくなるほど冠水した=6日午前10時30分ごろ、石巻市茜平2丁目(写真の一部を加工しています)

 県内は6日、前線や暖かく湿った空気の影響で各地で大雨に見舞われた。石巻地方でも道路が冠水するなどの影響が出た。断続的な雨が1日続いた石巻では、6日の降水量が今年最大の155.5ミリ(午後4時現在)を記録した。

 石巻市では県道神取河北線の小船越アンダーパス、内海橋ガード下などが一時通行止めとなったほか、北村高寺、末広町などが冠水した。

 東松島市では、県道矢本河南線の矢本アンダーパスなど市内6カ所で冠水が確認された。

 仙台管区気象台は石巻市に大雨、洪水警報、東松島市に大雨警報を発表した。これを受け、石巻市は稲井地区の一部に避難指示を出した。避難所の稲井公民館には午後1時時点で1世帯1人が身を寄せた。

 教育機関では、石巻市桜坂高が授業を短縮し、東松島市の各学校が一斉下校や部活動の休止などの措置を取った。

 JR東日本東北本部は6日午後5時現在、大雨の影響で、仙石線の東塩釜-石巻間、石巻線の上下線で一部列車の運転を見合わせた。

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