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県石巻合庁の南に大型商業施設 ヨークベニマルが計画、2025年3月開業

大型商業施設の整備が計画される柳の目地区

 福島、宮城両県などでスーパーマーケットを展開するヨークベニマル(郡山市)は、東松島市赤井の柳の目地区で、大型商業施設の整備計画を進めている。スーパーや家電量販店などを備えた「(仮称)東松島商業施設」で、12月の着工、2025年3月の営業開始を目指す。

 計画地は県石巻合同庁舎の南側、石巻西高の東側に位置し、石巻市あゆみ野地区に隣接した水田などが広がるエリア。自動車販売会社が立地する柳の目地区開発事業用地の北、中、南の3工区のうち中工区に当たる。

 約9万6500平方メートルの敷地に物販店舗を6棟、飲食関係の非物販店舗3棟を建設する。物販はヨークベニマルのほか、テナントで家電量販店やホームセンター、ドラッグストアなどが入る見通し。計9棟はいずれも鉄骨平屋で、延べ床面積は計約3万3200平方メートル。駐車場は1462台分を用意し、駐輪場も13カ所に738台分を確保する。

 三陸沿岸道石巻港インターチェンジやJR仙石線石巻あゆみ野駅からも近く、東松島、石巻両市から1日当たり2万4524人程度の集客を見込む。計画地は市街化調整区域のため、市は用地全体の開発後に市街化区域に編入する考え。

 ヨークベニマルは南東北や北関東に247店舗を展開し、宮城県内には63店舗を構える。柳の目地区の開発事業用地は計約16ヘクタール。東松島市が造成した北工区では6~8月、自動車販売会社3社がオープンした。南工区は同市が宅地整備を計画している。

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