東松島・月浜海水浴場で屋内競技キンボール　県内初の大会　試合前に清掃活動も

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　通常は屋内で行うキンボールを浜辺で実施する「ビーチキンボール」の県内初の大会が３日、東松島市の月浜海水浴場で開かれた。

　大会は「みやぎビーチキンボールスポーツ大会ｉｎ月浜海岸」で、石巻地方の愛好者のほか、千葉県の大学生らも含め１０～５０代の約２０人が参加。３チームに分かれて競技を楽しんだ。

　石巻地方を中心に活動している「宮城キンボールスポーツクラブ２０１２」が主催。競技の普及や魅力の発信、地域の活性化などを目的に企画した。

　平塚真一郎会長は「自然の力で得点が決まる予測不能な展開もあり、誰もが主役になれ、みんなが楽しめる。ビーチキンボールの魅力を存分に味わうことができた」と話した。

　キンボールは１チーム４人で構成する。直径１．２２メートルのボールを使い、３チームでサーブ（ヒット）とレシーブを繰り返してコート内に落とさないように競う。キンは英語のキネスシス（kinesthesis）で、運動感覚を意味する。

　大会前には参加者が協力して海岸のごみを拾うなど清掃活動も実施した。宮城キンボールスポーツクラブ２０１２には２５人が所属し、週２回、石巻市中里小などで活動している。見学会を随時開催している。