手話言語の国際デー ドキュメンタリー「私だけ聴こえる」を上映 23日・石巻
国連が定める「手話言語の国際デー」の23日、聞こえない親に育てられた聞こえる子ども「コーダ」を追ったドキュメンタリー映画「私だけ聴こえる」の上映会が、石巻市中央1丁目のシアターキネマティカで開かれる。
聴者からは「障害者の子」として、ろう者からは「耳が聞こえるから」と部外者扱いされる、コーダらの思春期3年間をアメリカで追った。
石巻アートプロジェクト実行委員会が主催。上映は午後1時、3時半、6時半の3回で、各回松井至監督によるアフタートークがある。3時半の回には案内やトークに手話通訳がつく。
一般1600円。小学生から大学生まで1000円、障害者とその付き添い1人まで各1000円。60歳以上1400円。
各回定員30人。メールか同プロジェクトのウェブページの申し込みフォームで申し込む。メールは名前、上映時間、人数、チケットの種類、電話番号を明記してishinomakiartproject@gmail.comまで。
上映に合わせて、松井監督が東日本大震災で被災した市内の一軒家を取材した短編「家は生きていく」を23、24の両日、同市中央2丁目の「キワマリ荘」で上映する。入場無料。午前11時~午後6時の間エンドレス上映する。
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