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大谷地小生、エコ活動を報告 石巻でSDGsフェス ショーや講演も 25日まで

SDGsの取り組みを発表する大谷地小の児童

 国連の持続可能な開発目標(SDGs)への関心を高めてもらう「SDGsフェス」(石巻市、イオンモール石巻主催)が16日、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻で始まった。25日まで。

 初日は、環境省主催の「グッドライフアワード」で昨年、実行委員会特別賞を受賞した同市大谷地小がSDGsの取り組みを紹介。5年の三浦愛依さん(10)と、ともに6年の佐々木奏さん(12)、浮津玖音さん(12)が登壇し、使用済みの洗剤詰め替えパックなどで消毒液設置台とパック回収台を作り、市役所内に設置したことなどを報告した。

 同市蛇田中元校長の湯目(ゆのめ)隆之さんらを講師に招いたサイエンスショーも開催。湯目さんらは空気を抜く手動のポンプを使い、真空状態にした容器にマシュマロなどを入れた。マシュマロが大きく膨らむなど形を変える様子を見て、観客は驚きの声を上げた。

 石巻専修大理工学部の梅山光広教授の講演もあった。

 市復興企画部の岡浩部長は「SDGsに関心を高めてもらい、節電など自発的にできることを無理せず続けていく意識づくりのきっかけになれば」と語った。

 フェスでは期間中、SDGsの紹介パネルや、木の実に見立てたメモに目標を記入し、樹木の形のパネルに貼るコーナーなどを設置する。

イオンモール石巻SDGsフェス2023 - 石巻市

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