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ギョーザ包み難しい 飯野川小2年生「まちたんけん」 3店舗に分かれ調理体験

阿部さん(中央)に包み方を教わりながらギョーザ作りに挑戦する児童たち

 石巻市飯野川小(児童144人)の2年生21人は、住民と交流し、地域の良さを知る「もっとなかよし まちたんけん」の一環で、飯野川地区の飲食店など3店で調理を体験した。

 食堂きかくを訪れた班は中華そば、洋菓子ヤマキの班はアメリカンクッキー、中国料理吉華の班はギョーザ、それぞれの調理に挑戦した。

 吉華の班は店主阿部雄吉さん(68)にギョーザの包み方を教わり、あんの量を調整し、ひだを一生懸命作りながら包んでいった。

 阿部さんがギョーザを焼き上げる姿を間近で見学。差し水をし鍋からジューと激しい音が鳴ると、驚きで視線はくぎ付けになった。完成したギョーザはみんなでぺろりと平らげた。

 体験した石森茉桜さん(8)は「包むのが難しかったが楽しかった。いろいろな食感があっておいしかった」と話した。

 阿部さんは「包むのがうまく素質があった。家でもやってみてほしい。良い思い出になればうれしい」と話した。

 1学期は飯野川にある飲食店などを数店回り、どのような人が何の仕事をしているのか学んだ。10月の学習発表会では、学んだことをまとめて保護者や地域の人に発表する予定。

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