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真夏日の彼岸入り、汗を拭って墓参り 石巻で最高気温30.3度

墓前に花を供え手を合わせる参拝者

 彼岸の入りの20日、石巻地方は真夏日となり、寺院や霊園では季節外れの暑さの中、汗を拭いながら墓の掃除やお参りをする人たちの姿が見られた。

 石巻市中浦2丁目の普誓寺には、檀家(だんか)らが朝から墓参りに訪れた。東松島市矢本の青山広志さん(75)と妻の直子さん(72)は、広志さんの両親や姉弟ら8人が眠る墓や周囲を丁寧に掃除し、線香や色とりどりの菊の花を供えた。2人は「年を重ねて、より墓参りを大事にするようになった。暑さはこたえるが、全部で4カ所の墓所を回り手を合わせるつもりだ」と話した。

 仙台管区気象台によると、20日の石巻の最高気温は30.3度(午前11時25分)で、平年より6.9度も高くなった。21日の石巻地方は24度、最低気温は21度の見込み。

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