生理用品を子どもたちへ 建設業者ら、女川町に寄贈 環境整え成長手助け
建設業の日本フカフィー(多賀城市)などは19日、子どもたちに初潮を迎える準備に役立ててもらおうと、女川町に小学4年~中学1年の児童生徒計68人分の生理用ナプキンを贈った。
寄贈したのは同社の他に、スーパー経営などを手がける「御前屋」(女川町)と、生理用品や衛生用品などを販売する「ユニ・ケアー」(千葉県柏市)。2社とも日本フカフィーと親交があり賛同した。
贈呈式は女川小・中(児童214人、生徒101人)であり、日本フカフィーの金津重哉社長と御前屋の佐藤広樹社長、須田善明町長、平塚隆教育長、熊谷雅幸校長らが出席した。
須田町長に目録を手渡した金津社長は「子どもたちの悩みを少しでも解消させたい。寄贈を来年以降も続け、安心して大人になっていくための環境づくりを手助けしていく」と話した。
金津社長らは生理の仕組みなどが記載された冊子を児童生徒と保護者向けにそれぞれ用意し、学校生活で使えるようにとマスクも贈った。
須田町長は「子どものことを思った支援は非常に助かる。有効に使わせてもらいたい」と感謝した。
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