「ダメ飲酒運転」啓発 秋の交通安全運動 河北署、祈願祭とマナーアップ活動
秋の交通安全県民総ぐるみ運動が21日に始まるのを前に20日、河北署は交通安全祈願祭とマナーアップキャンペーンを実施した。署と河北地区地域交通安全活動推進協議会、河北地区交通安全協会など5団体の関係者ら約35人が参加した。
祈願祭では桃生神職青年会の神職3人が交通安全を祈り祝詞をささげ、参加者も玉串を奉納した。同協議会の千葉晋作会長(77)は「高齢者の事故がないように祈った。運動のことを考えて気を引き締めてほしい」と話した。
秋の交通安全祈願祭は43回目。青年会は参加者に交通安全の願いを込めたお守りを手渡した。青年会の浅野嘉之会長(39)は「事故に遭わないように危機察知能力を高め対策をしてほしい。祈願も交通安全の一助になれば」と述べた。
マナーアップキャンペーンは河北署前の国道45号沿いで展開し、ドライバーに交通安全を呼びかけた。
参加者は「ダメ飲酒運転」や「全席シートベルト」などと書かれたプラカードを持って啓発。署のオリジナルヒーロー「通信指導戦隊110(イイレー)」も駆けつけた。
同協会の阿倍こう子女性部長(72)は「いちいち確認が大事。ちょっとした油断に気をつけ、安全運転に努めてほしい」と語った。
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