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女川原発 東北電、水素防護対策の保安規定を変更 原子力規制委が認可

 東北電力は21日、女川原発2号機(女川町、石巻市)の原子炉建屋の水素防護対策として、原子炉格納容器圧力逃がし装置(フィルターベント系)による格納容器ベントの手順などを整備した保安規定の変更が原子力規制委員会から認可されたと発表した。

 認可は20日付。東京電力福島第1原発事故を受け、沸騰水型軽水炉(BWR)で水素爆発による建屋の損傷を防ぐために2月、関連規則の解釈などが改正された。東北電は建屋内の水素濃度が一定値に達した場合、ベントを実施すると新たに保安規定に盛り込んだ。

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