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カメラリポート > ツール・ド・東北、節目の10回

 東日本大震災で被災した県沿岸部を自転車で巡る「ツール・ド・東北」が16、17の両日、石巻専修大を発着点に開かれた。節目の10回を迎えた今回は石巻、東松島、気仙沼、女川、南三陸の3市2町に五つのコースを設定。全国各地から訪れた1906人のライダーが震災からの復興状況を体感し、地元住民と交流した。

女川町中心部ではスタッフや住民が大漁旗で出迎え、ライダーは手を振って応えた=17日
女川エイドステーションでは、大会の広報大使を務める道端カレンさん(左)がスタッフとして参加。「女川汁」を手渡し、ライダーたちをねぎらった=17日、JR女川駅前
ゴールに到達し、拳を突き上げて完走の喜びを表現するライダー=17日、石巻専修大
16日は「奥松島グループライド&ハイキング」を実施。参加者は旧野蒜駅などの震災遺構にも立ち寄り、語り部から震災当時の状況や被害を聞いた=東松島市野蒜
大高森にハイキングしたライダーら。山頂から松島湾の景色を楽しみ、ガイド(左)の語りに真剣に耳を傾けた=16日、東松島市宮戸

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