子どもの安全に役立てて 防犯センサー、幼稚園と保育所へ贈呈 河北署など
河北署と石巻市河北地区防犯協会連合会は、県内で発生している教育施設への不審者侵入事件を受け、子どもたちの安全を守るために同署管内全ての幼稚園と保育所に「防犯センサーチャイム」を贈呈した。
同署で9月29日に開かれた贈呈式には、連合会の阿部利昭会長(75)や河北総合支所の沼津清支所長ら4人が出席。山田正弘署長は「管内では不審者の侵入事件はないが、不審者対策ネットワークを使い防犯に取り組む」とあいさつした。
阿部会長から市河北保育所の亀山満枝所長(59)が代表して目録を受け取った。亀山所長は「所内は防犯カメラを設置していても死角がある。センサーチャイムで死角をカバーでき、安心できる」と感謝した。
今回は管内の幼稚園など8カ所に1台ずつ贈呈。設置場所は事前に調査し、死角となる場所に付ける。阿部会長は「防犯センサーチャイムが将来を担う子どもたちの安全に役立ち、抑止力になってくれればいいと思う」と話した。
関連リンク
- ・女川原発訴訟 避難計画実効性判断へ 仙台高裁控訴審・進行協議で見通し
- ・乗員気分で船内見学 石巻港「港湾感謝祭」、復興PR パフォーマンスや出店
- ・開校150周年 児童ら製作の龍、太鼓演奏で力強く舞う 石巻・前谷地小で大運動会
- ・シカと勢子、真剣勝負 秋の伝統「角切り」に250人歓声 石巻・金華山
- ・秋空に赤映える 石巻・長谷寺のヒガンバナ、見頃