衣替え 東松島・鳴瀬幼稚園児、濃紺きりっと 「秋が来た感じ」
2日は衣替え。石巻地方の幼稚園や中学、高校では、涼しげな夏服から、落ち着いた色の冬服に装いを変えた園児や生徒の姿が見られた。
東松島市小野の私立鳴瀬幼稚園(園児110人)では、白いシャツの上に紺色のジャケットが加わり、麦わら帽子から紺色のウールの帽子に変わった。日中は半袖短パンの体操着で過ごしたが、帰りの会は冬服姿となり、園児たちは新鮮な気分で先生の話を聞いたり、歌を歌ったりした。
共に年長の後藤永成ちゃん(6)は「ちょっぴり暑いけれど、冬服は格好良くてうれしい」、中居林稟(りりあ)ちゃん(5)は「秋が来た感じがして楽しい」とはにかんだ。
残暑が厳しい今年は、移行期間を設け、順次冬服へと替える方針の園や学校もあった。
仙台管区気象台によると、この日の石巻市の最高気温は9月中旬並みの24.0度(午前11時37分)だった。
関連リンク
- ・女川原発訴訟 避難計画実効性判断へ 仙台高裁控訴審・進行協議で見通し
- ・乗員気分で船内見学 石巻港「港湾感謝祭」、復興PR パフォーマンスや出店
- ・開校150周年 児童ら製作の龍、太鼓演奏で力強く舞う 石巻・前谷地小で大運動会
- ・シカと勢子、真剣勝負 秋の伝統「角切り」に250人歓声 石巻・金華山
- ・秋空に赤映える 石巻・長谷寺のヒガンバナ、見頃