中学生による少年の主張県大会 最優秀に東松島・矢本一3年入駒さん
中学生による少年の主張県大会(青少年のための県民会議、河北新報社など主催)が9月28日、利府町文化交流センター・リフノスであった。東松島市矢本一中3年の入駒奏羽(かなる)さん(15)が最優秀の知事賞を受賞した。
入駒さんは「言葉を紡ぐ」と題して発表。友達に冗談で「消えろよ」と言ったり、インターネット上で飛び交ったりしている誹謗(ひぼう)中傷を「言葉のナイフ」と表現し、軽はずみな言葉が人を傷つける危険性を訴えた。
「『消えろ』じゃなくて『一緒にいてくれてありがとう』を私は伝えていきたい」と思いを述べた。
県内12地区の代表13人がスマートフォンや手話サークル、ボランティア活動などをテーマに主張を展開。知事賞に次ぐ県民会議会長賞には多賀城市高崎中3年伊藤百花さん(15)、大河原町大河原中3年佐藤夢羽さん(15)が選ばれた。
関連リンク
- ・クラシックカー、復興のまち快走 沿道から「おかえり」 石巻など
- ・秀作、秋彩る 「石巻市美術展」9日まで 複合文化施設に244点
- ・10割り増し地域商品券再販 石巻商工会議所で購入者抽選会
- ・東松島市のマンホールトイレ、3度目の国交大臣賞 設置法の手引作成が評価
- ・バレエ文化広めたい 石巻と女川の教室、初の合同発表会 400席、ファンで満員