きらめく彩りで魅了 ステンドグラス教室が作品展 あすまで、石巻・ナリサワ
石巻市大街道北2丁目のステンドグラス工房時夢希(ときめき)が開くステンドグラス教室の第3回作品展「煌(きら)めき-輝け 復興への思いIII-」が7日、同市駅前北通り2丁目のナリサワ・カルチャーギャラリーで始まった。9日まで。
東日本大震災からの復興を願って2013年に第1回を開催し、今回が3回目。教室に通う生徒約10人が制作した力作約100点が並ぶ。かさに花を描いたランプや鏡の周囲をステンドグラスであしらった作品などが展示され、来場者の目を楽しませている。会場には販売スペースもある。
同市新橋から訪れた無職伊藤美紀さん(58)は「ステンドグラスに興味があり、初めて来た。それぞれ配色が違って、どの作品もきれい」と笑顔を見せた。
工房の前田てい子代表(73)は「ランプは光を付けるのと付けないのとで色合いや雰囲気が変わる。心和むひとときにしてほしい」と語った。
時間は午前10時から午後5時(最終日は午後3時半)まで。入場無料。
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