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奥松島の秋を歩いて満喫 オルレ開設5周年祝う 県内コースで最多利用者数

奥松島の自然の中でトレッキングを楽しむ参加者たち

 東松島市宮戸の韓国版トレッキング「宮城オルレ奥松島コース」が8日、開設5周年を迎え、東松島市は現地で記念イベントを開いた。県内の約130人が全長10キロのコースを歩き、奥松島の秋を満喫した。

 出発前に宮戸地区の復興再生多目的施設「あおみな」で開会式があり、渥美巌市長や駐仙台韓国総領事館の金要燮(キムヨーサプ)総領事らが出席。渥美市長は「宮城オルレの先頭を走るという高い意識で、より良いコース整備をしていく」と今後の意気込みを語り、参加者には「素晴らしい景色を何度も見に来てほしい」と呼びかけた。

 参加者はあおみなをスタートし、さとはま縄文の里史跡公園や稲ケ崎公園、大高森などを各自のペースで巡り、自然散策を楽しんだ。休憩地点の月浜海岸ではシーフードカレーが提供された。

 大崎市の会社員岩渕健二さん(56)は「県内のコースで一番自然を楽しめる。山以外に海も眺められるのがうれしい」と話した。

 奥松島コースは2018年10月8日に開設。市によると、県内に四つあるコースの中で最も利用者が多く、9月末時点で累計約3万1000人が訪れている。

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