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秋晴れの下、爽快プレー 全日本パークゴルフ大会in宮城 石巻地方では初開催

はつらつとプレーする選手たち

 公益社団法人日本パークゴルフ協会主催の「NPGA杯第13回全日本パークゴルフ大会2023in宮城」が7、8の両日、石巻市、東松島市、大崎市の3会場で開かれた。

 宮城開催は2015年以来2回目で、石巻地方では初めて。総勢約700人が秋晴れの下で伸び伸びとプレーしスコアを競った。

 このうちチャンピオンシップ大会が開かれた東松島市の矢本海浜緑地パークゴルフ場には、全国から233人が参加。団体戦や個人戦で優勝を目指した。個人戦は4人一組で各日36ホール、計72ホールを回り、合計得点で勝負した。選手らは「ナイスショット」「惜しい」など声を掛け合いながらプレーを楽しんだ。

 整備が行き届いた会場には多くの選手から評価の声が上がった。仙台市若林区の無職斎藤正寿さん(74)は「コースが整備されていて、風はあるが進行よく進んだ」、北海道網走市の看護師庄司真裕美さん(58)は「芝がすごくきれい。球が転がるのが速く、普通の感覚で打つと伸び過ぎるので次のコースでは思い通りにやりたい」と話した。

 石巻市北村の市かなんパークゴルフ場では交流大会男女ペアの部が行われ、石巻市の小原健次さん・大崎市の佐藤千賀子さんペアが優勝した。

 米木正二実行委員長(県パークゴルフ協会連合会長)は「ハード面がほぼ完成した復興の様子を見てほしい。東日本大震災への支援を感謝すると同時に、選手の交流や、仲間づくりの機会にしたい」と語った。

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