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矢本東小開校150周年記念、卒業生招きコンサート ピアニスト杉元さんと交流

作曲家を当てるクイズで児童と触れ合う杉元さん

 東松島市矢本東小(児童448人)で12日、開校150周年記念ピアノコンサートが開かれた。卒業生でピアニストの杉元太(だい)さん(32)が洗練された演奏を披露した。

 記念コンサートのタイトルは「偉大な作曲家たちの名曲に触れながらクラシック音楽の魅力に迫ろう」。杉元さんは、バッハの「トッカータとフーガより『トッカータ』」とリストの「ハンガリー狂詩曲第2番」を演奏し、講堂に集まった全児童や教員らを魅了した。

 モーツァルトの「きらきら星変奏曲」や日本の名曲「荒城の月」、校歌なども奏で、児童らが曲に合わせて歌った。

 作曲家や曲を当てるクイズや、杉元さんへの質問コーナーもあり、盛り上がった。

 ともに児童代表の1年生は「ピアノを習っているので、杉元さんを見習って頑張りたい」、6年生は「とても楽しかった。きれいな音色で素晴らしかった」と感想を述べた。

 杉元さんは東松島市と東京で活動。現在、東松島市ふるさと大使や石巻専修大非常勤講師を務める。

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