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石巻・前谷地の魅力発信 斎藤氏庭園で「新米ふるさとまつり」

地元産のひとめぼれとササニシキをおにぎりにして振る舞った

 石巻市前谷地の国指定名勝「斎藤氏庭園」で15日、第7回新米ふるさとまつりが開かれた。

 前谷地地区の魅力を発信しようと、河南地域住民自治協議会前谷地地区部会が主催した。地元産のひとめぼれ、ササニシキのおにぎりと豚汁を約500セット用意し、来場者に振る舞った。

 斎藤達彦部会長(66)は「地区には斎藤氏庭園や稲作など目玉になるものがあるが、あまり知られていない。イベントをきっかけに周知したい」と期待した。

 地元で活動するジュニアリーダーによる子ども向け縁日コーナーや、地区出身の画家佐藤健太郎さん(33)の絵画展とワークショップもあった。雨のため、河南西中生徒の吹奏楽演奏や、前谷地小児童による笠松太鼓の披露は中止した。

 近くに住むパート従業員阿部舞さん(39)は、小学生の子どもたちと参加。「毎年恒例の行事。太鼓が中止になってしまい残念だったが、家でおにぎりを食べるのが楽しみ」と話した。

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