閉じる

ブルーインパルスの魅力、写真と書で発信 来月26日までコラボ展 東松島・野蒜

来場者にコラボ展への思いを話す黒沢さん(左)と原田さん

 航空自衛隊松島基地(東松島市)所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の公式パンフレットで表紙を手がける航空写真家黒沢英介さん(53)=仙台市=と、書家原田貴世さん(52)=東京都=のコラボ展が、東松島市野蒜の奥松島クラブハウスで開かれている。ブルーに関する黒沢さんの常設作品や原田さんの書計約30点が並び、来場者の関心を集めている。11月26日まで。

 2人は2016年からブルーの写真や歴代隊長の言葉の書でパンフレット作成に協力している。

 8日には原田さんの書道パフォーマンスがあった。原田さんは「ブルーインパルスは平和の象徴。これからも空を見上げればその姿が見られる世の中であってほしい」とあいさつ。縦2・5メートル、横1・6メートルの紙に「夢」と書き、一般の参加者15人ほども夢や目標を書き加え、一つの作品に仕上げた。完成した作品は会場内に飾り、来場者も空きスペースに夢などを書くことができる。

 コラボ展の開催を長年思い描いていたという黒沢さんは「写真と書の融合という新しい見せ方でブルーの魅力を多くの人に伝えたい。東松島を訪れるきっかけにもなれば」と話した。

 開館は午前11時~午後4時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入場無料。連絡先はクラブハウス0225(98)8123。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ