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女川町長選、再選の須田氏に当選証書 女川町議選、11人決まる

小野寺選管委員長(左)から当選証書を受け取る須田氏

 任期満了に伴う女川町長選(17日告示)で、無投票で4選を果たした須田善明氏(51)への当選証書付与式が23日、町役場であった。

 町選管の小野寺武則委員長は「東日本大震災から12年半が経過し、町は新たな課題を抱えている。当選者にはそれぞれが持っている力で、町の発展に貢献してほしい」と激励した。

 証書を受け取った須田氏は「新しい4年間の重みを感じている。今後も住民から『安心して町を任せられる』と思ってもらえるように町政を進める」と気を引き締めた。

 22日に投開票された町議選の当選者11人にも証書が付与された。

女川町議選

◇女川町議選 開票結果
(定数11、立候補12)選管最終
当 516 木村 公也 63 無新(1)
当 496 佐藤 良一 78 無現(9)
当 305 阿部  薫 73 無現(4)
当 298 鈴木 良徳 59 無現(2)
当 286 宮坂 千尋 29 無新(1)
当 276 鈴木 公義 65 無現(6)
当 268 阿部 律子 67 共現(6)
当 242 隅田  翔 40 無現(2)
当 219 佐藤 誠一 64 無現(2)
当 204 宮元  潔 53 無現(3)
当 187 高野  晃 51 無現(2)(共推)
   81 相沢 英宏 51 無新 

 任期満了に伴う女川町議選は22日投開票が行われ、新町議11人が決まった。当選者の内訳は現職9人、新人2人。党派別では共産1人、無所属10人。当選者は今後4年間、少子高齢化や水産業、商業などの担い手不足といった町の課題と向き合う。

 定数が1減となった町議選は、現職3人が引退し、新人3人が立候補。少数激戦の中、元町職員の新人木村公也氏(63)が516票を集めトップ当選した。木村氏は「町が何をしているのかが町民に分かりやすく伝わるような仕事をしたい」と意欲を語った。

 2位は前回2019年の1位で議長を務める現職の佐藤良一氏(78)。新人の宮坂千尋氏(29)も上位当選した。

 町議の任期は11月13日から4年。当日の有権者は4999人。投票率は67.99%で、前回(68.77%)を0.78ポイント下回った。

※注:略歴は氏名、年齢(投票日22日基準の満年齢)、党派、現新別、( )付き数字は当選回数、現職もしくは代表的肩書、〔 〕内に主な経歴。本籍地もしくは出身地、最終学歴の順。党派の略称は無=無所属、共=共産党、【 】内は推薦。

木村公也(きむら・こうや)63、無新(1)、無職〔町職員〕、女川町、石巻商高

佐藤良一(さとう・りょういち)78、無現(9)、元生花販売業、町老人クラブ連合会会長、女川町、宮城水産高

阿部薫(あべ・かおる)73、無現(4)、会社顧問、女川町、宮城水産高

鈴木良徳(すずき・よしのり)59、無現(2)、自営業、女川町、石巻工高

宮坂千尋(みやさか・ちひろ)29、無新(1)、無職〔会社員〕、女川町、聖和学園高

鈴木公義(すずき・きみよし)65、無現(6)、漁業、県漁協女川町支所運営委員、女川町、石巻高

阿部律子(あべ・りつこ)67、共現(6)、政党役員〔会社員〕、一関市、岩手県立盛岡短大

隅田翔(すみた・しょう)40、無現(2)、大学非常勤講師、石巻サッカー協会副会長、千葉県市川市、駒沢大

佐藤誠一(さとう・せいいち)64、無現(2)、行政書士〔町職員〕、女川町、仙台大

宮元潔(みやもと・きよし)53、無現(3)、会社役員、町商工会理事、女川町、日大

高野晃(たかの・あきら)51、無現(2)、元団体職員、女川町、県農業短大=【共】

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