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作品や演奏披露 石巻中央公民館で文化祭、きょうまで

尺八の演奏発表を聞く来場者ら。なじみのある歌に口ずさむ観客もいた

 石巻市石巻中央公民館の文化祭が28日始まった。同館を拠点に活動している芸術文化団体が、作品を展示したり演奏を発表したりした。29日まで。

 会場には俳句、五行歌、絵画、書道、折り紙、写真のほか、石巻市が所蔵する記念メダルや大谷翔平選手のサインボールなど、約450点が展示されている。28日は、尺八グループによる演奏発表もあり、観客は演奏に合わせ歌を口ずさんだ。

 尺八を演奏したパート従業員の堀川禎則さん(68)は「それぞれの練習の成果を発揮できた。自分なりにうまくできたと思う」と満足げな表情。

 自身も歌や句を詠むという石巻市流留の無職和泉すみ子さん(75)は「(句や歌から)その人の生活や性格が見え隠れしていて、作者を想像しながら鑑賞した」と話し、気に入った作者をメモしていた。

 同館の高橋伸明館長(58)は「同じ趣味を持つ仲間を見つけ、公民館に来るきっかけにしてほしい」と語った。

 開場時間は午前10時~午後4時(折り紙展は午後3時)。

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