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石巻青果・11月の市況見通し > キャベツ出遅れ カキ小玉中心

【野菜】 
 県内産のセリは上旬の入荷が少なく、中旬以降順調に入る。キャベツは県内産が中心で、夏場の高温により出遅れる。ダイコンは北海道、青森産ともに作柄不良で早期終了。関東産の入荷が始まるが、品質低下が懸念される。 
 長ネギは生育期の高温と干ばつにより下級品が多い。キュウリは県内、関東産が終盤期のため減少。ナスは高知産が安定する。トマトは熊本産が増え、県内産や関東産は気温低下から高単価で推移する。葉物は回復し、玉ネギは北海道産の品質低下により減少する。

【果実】 
 和歌山産のマル賢みかんが例年通り下旬から入荷。同じ和歌山産のありだみかんは上旬から入る。熊本産とともに小玉傾向だが高糖度品が多い。山形産ラ・フランスは週3回の入荷。カキは新潟産の平核無柿(ひらたねなしがき)が入り、例年より少なく小玉中心。リンゴは早生ふじが終了し、サンふじが上旬より入荷する。イチゴは県内産中心に下旬から入る。輸入品はバナナが順調で、パインアップルは徐々に回復する。

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