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女川町有林に苗木200本 小学生とヤマザクラなど植栽 仙台ターミナルビル

協力して苗木を植える参加者

 女川町と森林の整備と保全に関する協定を結んでいる仙台ターミナルビル(仙台市)は1日、同町小乗浜地区の町有林約1ヘクタールに、ヤマザクラなどの苗木約200本を植えた。

 社員や女川小(児童214人)の6年生ら計約100人が協力しながらヤマザクラ、オオヤマザクラ、ヒメリンゴの苗木を1本ずつ入れ、土をかぶせたり足で固めたりして植えた。

 女川小6年鈴木星(せい)君(11)は「大変な作業だったが楽しかった。自然を守るためには必要なことがたくさんあり、時間もかかるということもよく分かった」と話した。

 植栽は、森林整備を通して社会貢献活動をしたい企業と所有者を県が仲介する「みやぎの里山林協働再生支援事業」の一環。

 同社と町は2013年夏に協定を締結。同年秋にターミナルビルの社員や家族ら約100人が植樹を行った。今回は町にも協力を呼びかけ、女川小の児童らも加わった。

 松崎哲士郎社長は「子どもたちにも町の将来を考えてもらう機会になったはず。来年以降も活動に関われるようにしたい」と話した。

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