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古里の山、住民の力できれいに 4年ぶり旭山クリーン作戦 北村小児童有志も落ち葉拾い

竹ぼうきなどを使って清掃活動に取り組む参加者

 石巻市北村の県立自然公園旭山で12日、秋の清掃登山「第23回旭山クリーン作戦」があった。新型コロナウイルスの影響で2019年以来4年ぶりの実施となった。

 自然公園旭山愛護会と市河南公民館が主催。旭山鳥居前に集まった愛護会の会員や近隣住民約100人が、登山道などの落ち葉拾いに取り組んだ。

 参加者は3グループに分かれ、公園の入り口から山頂まで約3キロの登山道を歩きながら落ち葉を竹ぼうきで掃いた。中腹の駐車場も清掃し、空き缶などを拾った。

 クリーン作戦には石巻市北村小の児童約20人も有志で参加。6年の遠藤邑華(ゆうが)君(12)は「毎年、遠足で来ていてなじみがある。これからもきれいにして、みんなが集まれる場所になってほしい」と話した。

 愛護会の遠藤俊会長(75)は「久しぶりの清掃登山となったが、多くの人が地元を自分たちの力で良くしようと集まってくれた。来年以降も、郷土の素晴らしさや自然の大切さを再認識してもらう機会にしていく」と語った。

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