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東松島市産業祭、多彩行事にぎわう 無料蒸しカキ求め行列

蒸しカキの無料配布には長蛇の列ができた

 東松島市の農業、水産業、商工業のPRや、生産者の意欲向上などを図るイベント「復興感謝 第3回東松島市産業祭」が12日、市矢本東市民センターの駐車場を主会場に開かれた。市、いしのまき農協、県漁協4支所、商工会などでつくる実行委の主催。

 屋外では地元の企業や農水産・商工業者のほか、友好都市などから約40のブースが並んだ。鳴瀬産の蒸しカキ4000個が無料で振る舞われ、多くの人が列をつくったほか、市内の5小学校児童による鼓笛隊パレードもあり、会場を盛り上げた。

 大曲地区体育館では旬を迎える農産物の展示品評会があり、白菜、サツマイモ、ネギ、イチゴなど、地元産の野菜と果物がずらりと並んだ。

 食や健康について考えるイベント「ひがしまつしま食べメッセ」や、環境について学ぶ「SDGs産学官民連携環境イベント」なども同時開催された。

 同市あおいの主婦(68)は「元々大曲出身で、地元の獅子舞を目当てに来た。地元産のノリ、生カキも購入した」と話し祭りを楽しんでいた。

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