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巨大オブジェが人気 「パンダコパンダ」の世界を体験 石ノ森萬画館

アニメの世界観を体感できる展示

 石巻市中瀬の石ノ森萬画館で、特別企画展「いっしょにワクワクしよう!パンダコパンダ展」が人気を集めている。原案や脚本を宮崎駿が担当し、高畑勲が監督・演出した同作の劇場公開50周年を記念した企画展。メインキャラクター「パパンダ」の巨大オブジェなど物語を立体的に再現した展示で、作品の世界観を体験できる。来年1月8日まで。

 同作は日中国交正常化を受けてパンダが日本に贈られた1972年に公開された。物語に登場するダイニングを再現したフォトスポット、曲芸を披露するパパンダのパネルなど、登場人物と一緒に写真を撮って回れる。キャラクターの設定画やイメージスケッチのほか、レーザーディスクなど公開当時のグッズも展示している。

 東京都から訪れた大学生の宮島あずみさん(19)は「特撮もパンダコパンダも好き。映像で親しんできたキャラクターの設定画が見られて貴重」と話した。

 開館は午前9時~午後5時(12月31日のみ午後3時まで)。毎週火曜休館(12月26日、1月2日は開館)。観覧料は大人900円、中高生600円、小学生250円。未就学児は無料。

 連絡先は石ノ森萬画館0225(96)5055。

企画展「パンダコパンダ展」 - 石ノ森萬画館

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