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「マル賢みかん」、シーズン到来 石巻・青果市場に入荷始まる 味が凝縮

マル賢みかんをPRする永石社長(右)

 和歌山県有田川町賢(かしこ)地区などで生産される、石巻地方で人気の「マル賢(けん)みかん」がシーズンを迎え、東松島市赤井の石巻青果花き地方卸売市場に入荷が始まった。

 25日には生産する株式会社「マルケンみかん」の永石睦巳社長が市場を訪れ、味や品質をアピールした。今年は雨が少なかったためやや小ぶりだが、味が凝縮されているという。

 マル賢みかんは農家28戸が約60ヘクタールで栽培。同市場と宇都宮市の市場にのみ出荷している。石巻には525トン程度を年内いっぱい出荷する予定。

■出荷過程を漫画に

 摘果作業を何度も行い完熟させたみかんだけを出荷する「山選(やまよ)り」と呼ばれる独自の栽培・収穫・選別方法を採用している。この過程をPRしようと、漫画を新たに作成した。同社のホームページや、箱に同封されているパンフレットのQRコードなどから閲覧できる。

 永石社長は「取れたての鮮度を保ち出荷している。今年もおいしくできたので、ぜひ賞味してほしい」と話した。

マンガで見る!!マルケンみかん | マルケンみかん

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