閉じる

石巻・湊地区照らすイルミネーション ヤマサコウショウ、来年2月まで点灯

湊地区を明るく照らすイルミネーション

 石巻市吉野町3丁目の水産加工会社「ヤマサコウショウ」の冬のイルミネーションが25日、現地で始まった。点灯は午後4時半~10時、来年2月29日まで。

 会社に併設している直営店舗2店を、計約6万個の発光ダイオード(LED)で装飾。店舗入り口の前にはイルカやサンゴ、海藻などがきれいに光り輝く撮影スポットもある。

 佐々木孝寿社長の長男の佐々木彰大総務部課長(27)は「湊を少しでも明るくしたい思いで始めた。大切に続けていきたい」と話した。

 点灯式が現地であり、多くの地域住民や従業員らが全員でカウントダウンしてイルミネーションがスタートした。この日を楽しみにしていた蛇田保育所の吉田愛絆(きずな)ちゃん(6)=同市清水町=は「楽しかった。きれいだった」と笑顔で話した。

 式に合わせ、店舗横では甘酒やわたあめの無料配布や、キッチンカーによる焼き鳥など販売などもあり多くの住民らでにぎわった。

 「街に光を!」を合言葉に佐々木社長が2020年に始め、今年で4回目。イルミネーションには佐々木社長の「湊の街を照らし、地域住民に希望と光を届けたい」という思いが込められている。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ