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プロの技、児童に伝授 石巻出身のベガルタ菅原選手が教室

子どもたちとサッカーを楽しむ菅原選手(左)

 石巻市湊出身で、ベガルタ仙台に所属する菅原龍之助選手(23)を迎え、サッカーを教わるイベント「ベガルタ仙台菅原龍之助選手サッカーフェスタ」が9日、石巻専修大グラウンドであった。石巻サッカー協会の主催。

 石巻地方のクラブチームに所属する児童約180人が参加した。トークショーでは、菅原選手が今シーズンを振り返り、来シーズンへの思いを語った。

 サッカー教室には小学4~6年生が参加。ウオーミングアップの後、菅原選手の得意なシュートとヘディングのこつを教わった。16チームに分かれて行われた試合には菅原選手も加わって一緒に汗を流した。

 鳴瀬桜華小6年の海馬煌斗(かいまきらと)君(12)は「ヘディングや強く蹴る方法などいろいろ分かって良かった。今日のことを生かしたい」と笑みを浮かべた。

 菅原選手は「僕も石巻出身で、石巻専修大でサッカー教室に参加したこともある。これをきっかけに石巻の子どもたちがプロサッカー選手を目指してくれるとうれしい」と話した。

 終盤には、保護者も参加したじゃんけん大会があり、勝者には菅原選手のサイン入りのユニホームが贈られた。

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