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師走点描 > 心込めてしめ縄作り お正月教室(石巻市広渕小)

こつを学びながらしめ縄作りに挑戦する児童ら

 わらを両手で挟んで丁寧によっていくと、1本のしめ縄が出来上がっていく。こつを素早くつかんだ子どもたちの目が輝いた。

 石巻市広渕小(児童184人)の講堂で9日「お正月教室」が開かれた。児童と保護者約70人が参加。講師役の住民の手ほどきを受けながら、しめ縄作りなどを体験した。

 繭玉作りではピンクや白のカラフルな玉をヤナギの枝に取り付け、華やかな飾りを作り上げた。たこには自分たちで絵付けをし、出来上がった後は校庭で揚げて楽しんだ。

 6年の半沢咲幸さん(12)は、初めは縄をよるのに手間取っていたが講師のアドバイスですぐ作り方を習得。「こつをつかむとできる。正月は餅つきをしたい」と話した。

 教室は同小PTAや子ども育成会、地域の有志が協力し運営する「深谷サークル」の活動の一環として毎年開かれている。

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