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思い思いにリース作り挑戦 ミニ門松も 石巻南浜津波復興祈念公園

リースを飾り付ける参加者

 一般社団法人ひと・まち・もりは9日、石巻南浜津波復興祈念公園の雲雀野ワークルームで、クリスマスリースとミニ門松を作る体験イベントを開いた。参加者は用意された材料を使って、思い思いの飾りを作った。

 老若男女約25人が参加。クズのつるやマツの葉など、公園でとれる材料を使って制作した。リースは用意された輪っか状の土台につるを巻き、松ぼっくりやオーナメントを付けた。門松は竹の周りに松の葉をデコレーション。水引や菊の花を飾った。

 石巻市貞山の団体職員田村百合子さん(68)は、雪に見立てた綿をリースにたくさん装飾して仕上げた。「今年は暖冬だけれど、ホワイトクリスマスになれば良いなと思って作った」と話した。

 リース作りは今回が2年目、門松作りは初めて取り入れた。ひと・まち・もりの小川裕輝さん(36)は「祈念公園に足を運んでもらう一歩にしたい。いつまでも心に残る思い出を残してほしい」と語った。

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